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16日だったかもしれない

ひゅうよう

15日に都内の病院で検査するはずが中止になり、

脳圧を下げるお薬とステロイドの点滴治療を受けてお家にもどってきたようちゃん。

この日の夜は調子よく、夜はすやすやの呼吸で眠れたので

脳圧をさげる治療というのがいいのかな?ととうちゃんと話していました。

頻繁に起こっていた短い発作も、15日、16日の二日間はなかったのでこのまま落ち着いてくれたらと淡い希望も持っていました。

16日の夜、寝ているようちゃんがなんかいつもと違う。

呼吸がゆっくりすぎて、目を閉じて寝ている(いつもは半目)。舌もでてる。

触っても全然反応しなくて、昏睡状態。

「ようちゃん!!」

ようちゃん、死なないで。涙声で揺すりながら呼び戻してしまった。

しばらくすると、はっ!と意識が戻ったようは、立ちあがってお水を飲んでまた横になった。

ようちゃん、びっくりしたよー。よかった!と抱きしめた。

けれど、その後は口呼吸の苦しい呼吸が続き、喉が渇くのかお水をたくさん飲む。

朝になると落ち着くのだけど、私は発作よりも呼吸が苦しい方が辛かった。

18日はちゅーるも2舐めしかできなかったけど、朝と夕方は煮りんごに埋め込んだお薬はしっかり飲でくれた。夜ご飯は一口も食べられず、夜のお薬も飲むことはできなかった。

食べられなくなった。

19日はとうちゃんが休みなので、ようはこの日に逝っちゃうかな。と覚悟した。

とうちゃんにも伝えたし、とうちゃんもそう思っていた。

そういう状態だった。

18日の夜に苦しい呼吸が始まって、夜中の1時に治まって眠れたようちゃん。

寝室で寝ているとうちゃんに

「ようちゃん、持ち直しました」と、LINEした。

1時間も経たず、また呼吸が苦しくなって、今までにない苦しさ。

舌がだらんと垂れて、ずっと上を向いて、一生懸命空気を吸おうとしている。

私の腕を右手でトントンしながら必死で耐えているようちゃん。

シリンジでお水をあげると、勢いよく飲む。

必死で生きようとしていた。

「ようちゃん、がんばった。苦しいの我慢しなくてもういいよ。」

「ようちゃん、ありがとうね。大好きだよ」

「早くひゅうくん、迎えに来てあげて」

2時間以上がんばって、力尽きていくようちゃん。

とうちゃんを呼んで、抱っこしてあげてとようを腕の中に渡したら

ガクッと首が落ちて、ようちゃんはとうちゃんに抱かれてひゅうの元へ向かいました。

 

16日に呼び戻さなかったら、こんな苦しい思いをさせずに眠るような最期だったかもしれない。

後悔は何もないといったけど、最後に苦しい思いをさせちゃった。

ようちゃん、ごめんね。覚悟を持たせてくれてありがとう。

少しでも長く一緒にいたかった。

私の願いを最後まできいてくれて、頑張ってくれてありがとう。

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