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ようの治療方針

ようが顔面神経麻痺になって1ヶ月経ちました。

犬の顔面神経麻痺は75%が特発性という原因がわからない病気です。

原因がわかる25%の中に、外耳炎などの耳の原因、ウィルス、脳腫瘍があります。

ようは腫瘍以外の検査ではクリアしていているので残るは脳腫瘍か特発性です。

MRIで脳腫瘍が見つかった場合は、脳腫瘍の治療。見つからなかった場合は原因不明なのでこれといった治療はありません(西洋医学では)

ということで、

MRIで脳腫瘍の可能性をゼロにしてから鍼治療をするという選択肢があったわけですが、MRI検査はしないことにしました。

「確実な診断」をしたうえで治療を選択した方がいいという考え方が多い中、あえてしないという選択。

なぜなら「大きな病気になったらリスクの大きい治療はしない」のが我が家の方針だからです。脳腫瘍の治療(手術、放射線、抗がん剤)はしません。なので麻酔をかけてMRIをする必要性が低いのです。

年齢のこと、治療によるリスクのこと、将来生きている時間よりも今生きている時間を大切にしたいこと。

 

もちろん、確実な診断をしてから治療の選択もできるのですがこれは私たちの性格によるところが大きいです。

知らない方が幸せなこともある。私は知らない方が希望を持てるのです。ように脳腫瘍があるとは思わない。

 

病気を治すのは病院でも私でもない。ようの病気はようしか治せません。

私にようを治すことはできないけど、美味しいごはんと、心地よいマッサージと、楽しいお散歩と、ぐっすり安心して寝る環境を作ってあげたい。

麻痺の原因がなんであろうと、ようが持っている治癒力を最大限に働くようにすることが私にできること。

鍼治療もようの治す力を最大限に引き出してくれる治療のひとつだと思っています。

 

はじめての鍼治療は怖かったようですが、漢方薬入りのご飯は美味しく食べてます。

口にも少し麻痺がでてきて食べ物をこぼすようになりました。

ただただ、ごはんを食べているだけの動画です。いつも通りの食いしん坊のひゅうようです。

 

 

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